GREは、アメリカの大学院への入学希望者を対象に行なわれている入学適性テストで、多くの場合受験が必要となります。留学生に限らず、英語を母語とする現地の入学希望者も対象としています。

いうまでもなく、GREの点数アップには単語力が必須です。
Verbalセクションの問題(Analogies、Antonyms、Sentence Completions)の4分の3では、単語を文脈無しで理解しなければなりません。

単に難しいとされる語彙だけではなく、複数の定義がある単語(flag、pineなど)も学んでおく必要があります。さらにノン・ネイティヴが学んでいない、ネイティヴがよく使う日常会話の単語(din、 offhandなど)も身につけておくべきでしょう。

さて、皆さんは以下の英文をどう訳しますか？

“The professor gave the study a qualified recommendation.”

Studyとかqualifyという英単語になじみがあるため見落としがちですが、GREのVerbalセクションに頻出するのは、こうした単語の第二次定義です。

このシリーズは、上記のような『重要でありスコアに差をつける語彙』に着目しています。

また、Mathセクションに必要なのは、数学の力だけではありません。
やはり文章を100％理解するために、単語力は必須です。このシリーズでは、数学に特化した語彙を覚えていきましょう。主に整数論 （factorial、combination）に関する語彙で構成されています。